ガイドツアーのベストプラクティス

ガイドツアーのベストプラクティス

最終更新日:2020年11月06日 01:41

ツアーのタイプ

Guided Tourは、Highlight Reelに保存された2Dスナップショットを自動的に連続させる事によって成るものです。

ユーザーサイドから見ると”Play”アイコンをクリックするだけの大変シンプルなGuided Tourです。
また、ユーザーはMatterport Showcase Editorを使って、Guided Tourの作成またはシェアを行う事ができます。
ここでは、よりダイナミックなGuided Tourを作成する為のベストプラクティスについてフォーカスします。

はじめる前に

 より良いGuided Tourにする為に必要なものは?

Screen_Shot_2019-06-14_at_12.35.00_PM.png

物件
ワイド・オープンな空間(リビング・ダイニング等)は
より楽しい体験を作りあげます。
逆に、廊下や閉じられた部屋や狭い空間は楽しい体験を損ないます。
キャプチャスキャン

スナップショットはスキャンポジションの中からしか選ぶことができません。
(スキャニングする時のカメラのポジションです)。
納得したスキャニングが撮れなかった場合は、
いつでも物件に戻れ再撮影する事が可能である事を覚えておいて下さい。

ナレッジベース参照:

スナップショットの選択

スナップショットのチョイス

 

重要点

1.スナップショットを撮る場所

2.スナップショットを撮るアングル

3.Highlight Reel内の、スナップショットの順番


ベストプラクティス

スペースを探索する

Tourの作成に入る前に、以下のアクションに基づいて3Dスペースについておさらいしましょう

a.インサイドビュー内を探索する
・まずご自身で3D ウォークスルーを試してみて下さいーそれによってまず、
どの部屋が視覚的に説得力があるのか、という事が自分自身でわかりますし、
逆にどの様な事がネガティブな印象を与えるのか、という事も分かるようになります。
測量ツールを使用することによって、実物がどの程度の大きさなのかという事も示すことができます。

Screen_Shot_2019-06-14_at_12.32.05_PM.png

b.ドールハウスビューを探索する
・ドールハウスビューでは建物/空間の全体感が分かります。
ここでは一方で、空間における潜在的な”Confines閉鎖性”も確認する事ができます。
例えば狭い廊下や部屋等、建物の全体に対してそれぞれの空間がどのようなボリューム感であるのか、
認識する事が可能になります。
Screen_Shot_2019-06-14_at_12.30.17_PM.png

c.Floor Plan Viewを探索する

・Floor Plan Viewでは、Guided Tourの軌跡をコンセプトに沿って追うことができます。
ここでは、建物内部に配置されたHighlight Reelポイントを全て確認する事ができます。
さらに、Guided Tourを開始する前に、Floor Plan Viewを印刷してお好みのツアールートをメモされる事を、
いつも推奨しています(詳細は後ほど)。
Screen_Shot_2019-06-14_at_12.36.50_PM.png

Highlightは慎重に選ぶ事

全ての部屋をGuided Tourに含める必要性はありません。
代わりに、建物のメインルームにフォーカスする様に心掛けて下さい。
この事で、ゲストは建物全体のテイストを理解する事ができます。
もう一点注意すべきは、ゲストは好みのタイミングに合わせていつでも一時停止し、細部を確認する事ができる、という点です。

Tourは短く

初めて訪問するゲストは、本能的にできるだけ全部を見たい、と考えます。
この考えに従うと、残念ながらGuided Tourはかなり長い物となってしまい、それではゲストの集中力が持ちません。
そこで、私たちは常々30-90秒以内にTourを纏める事を推奨しています。
成功事例の多くは約1分間のTourです(画像約10枚程度)


家具の周辺のネガティブ要素

素晴らしいGuided Tourを作りあげるために、ゴールの一つとして上げられるのは、
障害物のない軌跡を確保する事ですー家具は往々にして障害物となり得ます。
もし移動する点と点の間に、テーブルや大きなソファがあれば、Guided Tourはそれをすり抜ける、
といった軌跡を取る事になります。
当然ゲストにとっては違和感のある物となるため、作成者はこちらに十分配慮しなければなりません。
Screen_Shot_2019-06-14_at_1.35.45_PM.png

移動支点を家具の直ぐ隣にしない様に注意して下さい(悪い例:上記イメージ)。
この様な場合、Guided Tourは家具をすり抜けて次の点へ移動する、という事になってしまいます。
これでは折角のGuided Tourも台無しです。

急なターン、転回は避ける事

全ての空間は、その大きさに関わらず、外枠というパラメータの上に成り立っています。
仮に軌跡がその角にぶつかってしまうと、カメラは劇的に回転するか、それに引っ掛かりながら移動を続けることになります。
これでは、空間を識別する感覚が失われてしまいます。
とくに狭い廊下や部屋では要注意です。もしそういった空間をどうしても加える必要がある場合、
確度のない丸みのある軌跡をプロットする様に心掛けて下さい。

Transitionは短く(統一性もキープ)

建物全体をつなぐTransitionは設定しない様に心掛けて下さい
代わりに、短く、かつ統一されたTransition時間を設定する様にして下さい。
シンプルなコツは、画面の範囲内、または隣の部屋迄のTransitionを設定する事が良いです。

より良いスナップショットを用意する

それぞれ異なるポジション、アングルでスナップショットを撮る様にしてみて下さい。
最高のスナップショットを追求するまで何度もトライする事は、Matterportの醍醐味の一つです。 

パンニングの微調整

それぞれのGuided Tourにおいて、カメラワークは必ず常にパンが利用されています。(左→右、または右→左)。
パンの方向性については、次に控えるポジションの位置に因ります。カメラは常に一定方向に向かって次のHighlightにパンします。
この事を念頭に置くと、Highlight間のシームレスな動きと没入感のレベルを高める事が可能になります。
パンは削除する事も可能です。

3D Showcaseを埋め込む場合、こちらから追加して下さい:&kb=0 URL parameter
ナレッジベース参照:URLパラメーター

Transitionタイプとパンの方向を変更する

Showcase中にある私たちの最新の写真を見て頂くと、
Guided TourとHighlight Reelでさらにきめ細かい調整ができる事が分かります
―各スナップショットを繋ぐTransitionタイプの変更方法と、
パンの変更方法(左右の方向性)を此方で確認して下さい。

Screen_Shot_2019-12-09_at_1.40.45_PM.png
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