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最終更新日:2021年12月2日

Matterport Captureアプリは、物理スペースに独自の3Dモデルを作成することにおいて、
最初のステップとなります。
一度インストールすると、最初の3Dデジタルツインをキャプチャーし、
作成するために互換性のあるカメラが必要となりますが、そのカメラは現在、
ポケット内にあるiPhoneに搭載されています。
 



iPhone用Matterport(現在β版)は、iOS用の最新バージョンのMatterport Captureアプリ(4.0)と
セットになって提供されている新しい3Dキャプチャー方法です。
この手引きでは、iPhoneのカメラを使用して3Dデジタルツインを
上手に作成する方法について紹介します。


iPhone11Proを使用してキャプチャーされたiPhoneスキャン

必要となるもの
1.アクティブなMatterport アカウント
こちらでサインアップするか、アプリ内でサインアップして下さい。



2.iPhone6S以降
3.iPad Air2以降
4.iOS用のMatterport Captureアプリ最新バージョン(4.0)

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 まず始めに、アプリ内の動画をチェックしましょう。
-最初の構築空間をスキャンするプロセスを詳細に説明しています。
 
こちらが成功のための複数のヒントです
 
Simple Scan 対Complete Scanの選択
Simple Scan方式(iPhone X)
Complete Scan方式(iPhone X)
SimpleX.png
completex.png
天井付近のボケに注目
天井部分の透明度に注目
Simple Scan
 
Simple Scan方法は、空間をキャプチャーするために、1回の360°フル回転(1リング)を用います。
2つの方法の中では最も速いですが、垂直視野角が最少となります。
この方法では、スキャンの上部と下部(天井と床)にボケ部分が生じることになるでしょう。
もし、高い天井がある建物をスキャンする場合、または天井の詳細をキャプチャーしたいような場合は、
理想的な方法ではありません。
 
Simple Scan方法は、iPhone11以降をお使いの場合に使用すべきです。
なぜなら、これらのカメラは超広角レンズ機能を搭載しているからです。
 
iPhone10およびそれ以前のものは、この機能を搭載しておりません。
その場合は、Complete Scan方法が優れた選択です。
 
Complete Scan
 
Complete Scan方法は、空間をキャプチャーするために、3回の360°フル回転(3リング)を用います。
この方法は、スキャンに長い時間を要しますが、空間の中間、上部、および下部をキャプチャーすることによって、
より広い垂直視野角を与えてくれます。もし、高い天井がある建物をスキャンする場合、
または天井の詳細をキャプチャーしたいような場合には、優れた選択です。
 

iPhoneXで撮影されたComplete Scan

Complete Scan方法は、旧バージョンのiPhoneを使用している場合(iPhone10以前)には
良い選択です。さらに、部屋や小さい空間に最適です。
 
お使いのデバイスが何であろうと、どちらの方法で最良の結果が得られるのかを確認するために、
CompleteとSimple スキャンの両方の方法を試してみましょう。

1脚または3脚の使用は必須ではありませんが、特に大きな空間をスキャンする場合、
iPhoneでのスキャンをかなり楽にしてくれます。
1脚/3脚の使用によって、お使いのカメラの動きを低減させることで、
モデルの品質を改善できます。そのことにより、結果的に位置合わせを向上します。

できる限り最善な結果を得るためにキャプチャーする


 
思い通りの3Dをキャプチャーする秘訣は、
ご使用のiPhoneを垂直かつ水平に安定させておくことです。
その後で、iPhoneが3脚に置かれたかのようにカメラを回転させて下さい。
カメラは静止したままで、カメラの周りをあなた自身が回転しているようなイメージです。
(反対例は、パノラマ撮影をする場合のように、あなたの周りをカメラが回転している場合です)
下の画像を参考にして下さい。
method1.pngmethod2.pngmethod3.png
(写真左)肘を引き、電話本体を体に近づけたままの状態にします。  
(写真中)あなたが回転すると、電話本体が柱に取付けられているようなイメージとなります。  
(写真右)電話周りを回転する際、電話本体が常に中心にある状態にして下さい。
 

iPhone用Matterportの動画



こちらの短い一連のチュートリアル動画をご覧ください。
初めてのiPhoneキャプチャー体験について、全体の内容を一つずつ段階的に説明しています。
 
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