マーターポートの360°ビューを3Dスキャンに変換するには、マーターポートのキャプチャapp用の「Cortex」という無料の変換エンジンを使用します。この方法には3つの利点が存在します:
1.変換することで、そうでなければ捉えられなかった3Dデータを埋めることができる。
2.3Dスキャンを外に持ち出せる
3.プール(水がある場所)を埋めるために使用できる。
この処理には利点もありますが、この変換により取得された測定値は、深度センサーといったハード ウェアによるスキャンと比較して、それほど正確ではないということも明記しておくべきです。 ハードウェアからの測定値が誤差1%であるのに対して、変換されたスキャンの場合は、誤差が10%に 至ります。
指示
I.3D変換プラグインをダウンロードする
1.マーターポートのキャプチャappをタブレットかスマートフォンから開きます。
2.インターフェースの左上の「Settings」アイコンをタップします。
3.「Storage & Firmware」をタップします。
4.「Updates」の部分で、「3D Conversion」スイッチに切り替えます。
II. 360°ビューを3Dスキャンに変換する
1.タブレットかスマートフォンでマーターポートのキャプチャappを開きます。
2.変換することを望む、360°ビューを持つスキャンしたモデルを選択します。
3.小さく表示された地図上で、360°アイコンを見つけます。
4.360°アイコンをタップして選択します。
5.表示されるウィンドウにて、「Convert to 3D(実験的)」をタップします。
6.こうして360°ビューは小さく表示された地図の中で3Dスキャンとして表示されます。
III.プールを埋める
360ビューを撮影する際に、プール(または湖や水を用いた施設等)は、完全に真っ黒で何も表示されて いない状態で現れます。
これは画像を繋ぎ合わせて3Dスキャンを形成するマーターポート Pro2とは異なり、360°ビューの場合は、赤外線センサーがわずかにずれるために起こります。そのため、パノラマ画像を取得することができるものの、それは他の画像と繋がっていたり、整列してはいません。結果として、360°ビューをある程度整列された(10%)3Dキャンへ変換させるために、変換することで奥行きデータを近接させ、正確な ドールハウスを作成します。
そのため、皆さんが屋外で撮影をする際に、正確に撮影したいプールが存在する場合、プールの360° ビューを3Dスキャンに変換するという手段があります。変換により、Cortexが自動的にプールの寸法を推測して、本物に見えるように水を満たしてくれます。下の画像を参考にして下さい。
下の部分から、3Dモデルでは実際にどのように見えるかを見ることもできます:
360°ビューで撮影された後に、3Dに変換されたプールの例です。