最終更新日:2022年2月11日
基礎
デジタルツインとは何ですか?
デジタルツインとは、建築スペース(住居ビルやまたは商業用ビル等)を位置的に正確に再現した
3Dデジタル表現のことです。
Matterportの強力な一体型3Dデータプラットホームは、
ある空間を正確かつ没入型のデジタルツインへと変化させます。
3Dモデルのギャラリーを見るためには、下記URLをクリックして下さい。
デジタルツインを作成するために、どのように空間をキャプチャーすればよいですか?
空間をスキャンするためには、カメラが必要です。
Matterportは、3Dキャプチャーの標準基準であるMatterport Pro2カメラを含む幅広いタイプの
デジタルカメラでも動作します。
また、Matterportは、選択リストにある他社の360°カメラとも動作します。
カメラの選択は、時間に合わせて、即時的な要求と高まる要求によって左右されます。
Matterportは、最も新しいサポート対象のキャプチャー・デバイスを導入しました。
また、それは、アプリケーションストアから利用できる新しいCapture アプリ4.0バージョンの一部です。
初めて、ポケットの中にあるiPhoneの使用のみでカメラを接続する必要なく、
3Dデジタルツインを作成できるようになりました。
iPhone(またはiPad)6S(またはそれ以降)、を所有している場合、今日から始めることができます。
iPhone用Matterportに関する一般的なご質問
iPhone用のMatterportと他のキャプチャー方法、Pro2または360°カメラを使い分ける時はいつですか?
Pro2カメラは、例外なしに、極めて寸法が正確で、大から小までのあらゆるタイプの空間に対しても
美しいイメージ品質を生み出す3Dキャプチャーの標準基準です。
360°カメラは、高度な正確性が必要とならない、より小さい空間をキャプチャーするのに最適です。
iPhoneキャプチャーは、特別なカメラがすぐに利用できない、実行できない、
または、まだ一台購入することができないという場合には素晴らしい選択です。
お持ちの携帯端末を使い、360°カメラのイメージ品質と同レベル、
あるいはご使用中のiPhoneのカメラの解像度にもよりますが、場合によっては
さらに良い品質となり得るデジタルツインを作りましょう。
・iPhone11Proで撮影されたiPhoneキャプチャー
iPhone用のMatterportが最適となり得るいくつか活用の仕方については、以下のとおりです。
しかし、これらに限定されません。
1.全産業における専門家で、自身の空間をスキャンすること、および自身のモデルを編集し、
共有するためにMatterport Workshopを使用することによって、Matterportプラットフォームを試そうとする人。
2.現在事業を始める不動産業者で、物件に低コストの3Dバーチャルツアーを組み込みたい人。
3.民泊または住居用賃貸物件の所有者で、カメラに投資することなく、賃貸物件にスキャンを組み込みたい人。
4.仕事を記録するために空間のスキャンを早急に撮る必要がある、
またはより議論や共同が必要となる問題エリアをキャプチャーする必要がある建設会社のグループのメンバー。
5.保険会社による保険金をより早く受け取るために、進捗を記録する必要がある修復工事グループのメンバー。
6.スキャンが保険金請求用の「記録」としての役割を果たすために、
家の初期の損害を素早く、早い段階でスキャンしたい家の所有者。
7.サービス供給者(塗装業者、清掃業者、請負業者等)に、持ち家の3Dデジタルツインを送りたい家の所有者。
この方法により、正確な見積もりを作成できます。
8.インテリアデザイナーは、空間をキャプチャーすることができ、
家具がその空間に合うかを確かめるためにキャプチャーしたものを活用できます。
Pro2カメラを所有しているのですが、いったいなぜiPhone用Matterportを使うのですか?
Matterport Pro2カメラは、高解像度と正確性において、標準基準です。
そうだとしても、一定の撮影では、Pro2カメラは、ほとんど常に限られた台数しかありません。
それに加えて、あなたはアクセサリーを無くしていて、弊社のプラットフォーム上で
どのようにスキャンするのかを知っているチームメンバーの絶対数を欠いているかもしれません。
iPhoneを使用して、スキャンをキャプチャーすることで、
チームの各メンバーは、必要時にいつでも即時のデジタルスキャンを作成することが
できるようになります。
iPhone用のMatterportはさらに、あなたのカスタマーが、自身の環境をキャプチャーし、
使用事例の普及を早めるために、それらを共有できるのです。
360°カメラを所有しているのですが、なぜiPhone用Matterportを使用するのですか?
360°カメラとiPhoneの両方は、持ち運び可能で、高品質のスキャンを作成できます。
主な違いは360°カメラを使用することは、現地に設備を用意して
到着するということを意味します。
1人ではなく、チームとしては十分な量です。
一方で、あなたのiPhoneが常にポケットに入っていて、チームメンバーも
iPhoneを持っている可能性があります。
iPhone用Matterportに別の新しいアプリケーションはありますか?
いいえ。
iPhone用Matterportは、ベータ版特徴として、Captureアプリ (4.0)の最新ビルドに組み込まれています。
一旦、弊社がコミュニティーから十分な意見を回収したら、完全版のiPhone用Matterportをリリースする予定です。
新しいCaptureアプリはまた、Pro2、他社の360°カメラ、およびBLK360を含む
他のキャプチャー・デバイスと互換性があります。
iPhone用Matterport デバイスの互換性および機材
どちらのiOSデバイスが使用できますか?
iPhone用Matterportは、iPhone6以降、またはiPad Air2以降を所有している場合に使用できます。
一般的に、2GB以上あるRAMを搭載しているすべてのiOSデバイスはiPhone用Matterportをサポートしています。
しかし、最良の結果は、「超広角」カメラレンズを搭載しているiPhoneから得られます。
これらのレンズは、iPhone11(およびそれ以降)にのみ搭載されています。
より新しい電話を入手した場合、スキャンはより少ない撮影で済み、モデル間の調整も改善してくれるでしょう。
iPadは使用できますか?
はい。
しかし、カメラレンズの位置が撮影を調整することを困難としています。
ユーザーがiPadのカメラ周りを回転する際に役立つ三脚または一脚を使用せずに、
キャプチャー・デバイスとして使用することは推奨しません。
こちらのヘルプセンターの記事で撮影の調整について詳しく知ることができます。
三脚または一脚が必要ですか?
必要ではないです。
しかし、一脚/三脚を使用することで、スキャンを楽(大きな仕事による腕の疲労を防ぎます)にし、
モデルの質を改善(カメラの動きを減らし、そのことによって調整を改善)します。
もし、一脚がない場合、ほうきのような道具も使うことができます。
新しいMaterportキャプチャーアプリケーション
iPhone用MatterportをサポートするCaptureアプリはどのように入手できますか?
iPhone用Matterportは、Captureアプリの最新版(4.0)に組み込まれています。
現在のユーザーは、最新版のアプリケーションをダウンロードするように推奨する
アップデート通知を受け取ります。
iPhone用Matterportにベータタグがあることに気がつきました。
なぜそれがベータ版で、ベータ版になっていない時とは何が違うのでしょうか?
その時まで待つべきでしょうか?
これは、一般の利用が可能となっていない新しい技術です。
現在Matterport社は、その技術を体感できるように後で弊社にフィードバックするためにベータ版として公開してリリースしています。
iPhone用Matterport 成功へのガイダンス
iPhoneを使用して、素晴らしい3Dモデルを作成する秘訣は?
2つの注意事項を確認してください。
1.選択するスキャンモード
2.撮影するiPhoneのタイプ
最良の結果を得るためには、携帯端末がスキャンしている人の周りを回転するというのではなく、
スキャンしている人が携帯端末の周りを回転しなければなりません。
別の言い方をすれば、携帯端末は、回転する以外に空間内を移動しませんし、
スキャンする人が携帯端末の周りを回転するべきです。
また、使用するiPhoneのタイプがモデルの品質に影響します。
iPhone11のような「超広角」カメラレンズを搭載したiPhoneは、より少ない撮影で済みます。
それによって、いくつかの例では、モデル間の調整を改善することができます。
このことはさらに、超広角を搭載したiPhoneを使用するスキャン・プロセスが
より早くなることを意味しています。
最後に、特により大きな空間の場合、一脚または三脚は、
スキャンをより楽(大きな仕事による腕の疲労を防ぎます)にし、
モデルの品質を改善(カメラの動きを減らし、そのことによって調整を改善)します。
もし、一脚がない場合、ほうきのような道具も使うことができます。
SimpleとCompleteという2つのスキャンモードに気が付きました。どちらのモードを推奨しますか?
空間のサイズとタイプに依ります。
デジタルツインの使用目的、およびキャプチャーしなければならない時間です。
両方の撮影方法を確認しましょう。
Simple Scan(1リングキャプチャー)
Simple Scan方法は、空間をキャプチャーするために、1回の360°フル回転(1リング)を用いています。
2つの方法の中では最も速いですが、垂直視野角が最少となります。
この方法では、スキャンした画像の上部と下部(天井と床)にボケ部分が生じることになります。
もし高い天井がある建物をスキャンする場合、または天井の詳細をキャプチャーしたい場合は、
理想的な方法ではありません。
Simple Scan方法は、iPhone11以降をお使いの場合に推奨されます。
なぜなら、これらのカメラは超広角レンズ機能を備えているからです。
iPhone10およびそれ以前のものは、この機能を備えておりません。
Complete Scan方法が優れた選択です。
Complete Scan(3リングキャプチャー)
Complete Scan方法は、空間をキャプチャーするために、3回の360°フル回転(3リング)を用いています。
スキャンするために長い時間を要しますが、空間の中間、上部、
および下部をキャプチャーすることによって、広い垂直視野角を与えてくれます。
もし高い天井がある建物をスキャンする場合、または天井の詳細をキャプチャーしたい場合には、
優れた選択です。
Complete Scan方法は、旧バージョンのiPhoneを使用している場合(iPhone10以前)に
使用すべきです。
さらに、居室や小さい空間に最適です。
サポートページはありますか?
iPhone用Matterportに関するサポートページがいくつかあります。
以下に記載されています。
iPhone用Matterport Lidarの質問
画像とLidarの視野が大きく異なるのはなぜですか?
カスタムアプローチを使用しているため、超ワイドカメラとLidarから
同じ回転でHDR画像をキャプチャできます。
ネイティブiOS14は現在、Lidarのキャプチャ中にHDRまたは超ワイドカメラをサポートしていません。
これが、他のiOSLidarアプリで一般的なライブメッシュが表示されない理由です。
このアプローチの利点は、より少ないキャプチャポイントで
最高の画像と奥行きが得られることです。
Lidarのカバレッジを増やすために、上下を指すことはできますか?
はい。Lidarデータを使用します。
ただし、固定点から離れる動きが大きすぎると、画像にステッチエラーが発生する可能性があるため、
十分に注意する必要があります。
MatterPak(点群、メッシュ)を入手したり、Lidarベースのモデルで概略フロアプランを注文したりできますか?
未対応です。
まず、キャプチャプロセスと結果の最適化と特性評価に取り組んでいます。
「問題が発生しました」というメッセージが表示されます。私は何をしますか?
キャプチャアプリを強制終了し(上にスワイプ)、再起動します。
iPhone用Matterport Saasプランの質問
どちらのMatterport SaaSプランがiPhone用Matterportと連携して動作しますか?
すべてのサブスクリプションです。(ClassicおよびNew)
Classicプランの場合、iPhoneモデルはプロセス料金が発生しますか?
ベータ期間中は、SCPモデル用のプロセス料金は、Classicプランの場合無料です。
iPhone用Matterportで作成されたモデルは、モデルカウントに対して不利に働きますか?
はい。
iPhone用Matterportで作成されたモデルは、Classicプランにおけるホスト制限に対して不利に働きますか?
はい。
iPhone用Matterportで作成されたモデルで何ができますか?
モデルを組み込んで、共有することができ、それをGoogleストリートビュー、
Realtor & Homes.com、および VRBO/HomeAwayに公開できます。
フリーアカウントを持っていますが、以前、モデルを360°カメラと共有することができませんでした。
iPhone用Matterportでは可能でしょうか?
はい。ベータ期間中は、Googleストリートビュー、Realtor.com、Homes.com、
および VRBO/HomeAwayで、共有、組み込み、公開ができます。
iPhone用Matterport 追加質問
iPhone用Matterportのモデル品質と解像度はどのように他の360°カメラと比較されますか?
iPhoneのバージョンに依りますが、解像度は同程度またはそれ以上です。
調整およびメッシ品質は、キャプチャー・プロセス中の入念な技術を
ユーザーが使用できるかという能力の面に依るでしょう。
このことは、カメラが固定されたまま、その周りを回転するということを意味します。
つまり、一脚または三脚を使用することによって、スキャンの品質に大きな違いを
生じさせことができるのです。
iPhone Captureモデルの寸法精度はどれくらいですか?
このことは、上記で説明されたように、空間をキャプチャーするユーザーの能力の面に依ります。
従って、高品質iPhoneモデルには、360°カメラと同様の位置的正確性があることが予想されます。
どちらのモデルがiPhoneまたは他デバイスでキャプチャーされたのかを説明できますか?
今のところできません。
iPhone用Matterportでプロの写真家が自身の仕事を行うことは難しくないですか?
iPhone用Matterportは、プロの写真家に対するサポートを低めに主張していませんか?
iPhoneでのキャプチャーは、弊社が提供する拡大している製品機能においては、常套手段にすぎません。
さらにそれは、空間をキャプチャーして、共有したいけれど、写真家には依頼できない、
またはPro2を購入できないというようなMatterportのユーザー向けに開発されました。
いかなる撮影方法もPro2を用いた撮影の正確性および視覚的忠実性を満たすことはできません。
ポケットの中にあるデバイスを用いて、Matterportが提供すべきことを体験したいと思う方々に対しては、
まさに、より早く、簡単な選択なのです。