Matterport Capture3.0のよくあるご質問

Matterport Capture3.0のよくあるご質問

最終更新日:2020年9月12日 07:37

最新情報



1.あなたのiPhoneでCaptureを使う
・iPad以外でも使えるようになりました。
・推奨デバイス:iPhone 6S以降。iPad Pro、第6世代以降。

2.3D変換―あなたの360°ビューを3Dスキャンに変換
・ Cortex AIが、360°視覚イメージに基づいて深さデータを概算します。

3.360カメラ対応
・あなたのリコーTHETA V、リコーTHETA Z1、Insta360 ONE XにWi-Fi接続し、
通常通りにスキャンします。
リコーTHETA VやリコーTHETA Z1のデフォルトパスワードは、デバイス底部に記載されているシータのシリアル番号です。
4.編集モード(Matterport Workshop)
・ロード時間の短縮
・発行前に、プレビューで手早く変更する
・新しい視覚的デザイン
・詳しくは「よくあるご質問」をご覧ください。

5.3D Showcase
・モデル(たくさんのスキャン位置がある大きなモデルを含む)の
ロード時間の短縮

よくあるご質問:360°カメラ全般



1.Matterportが360カメラ対応なのはどうしてですか?
Matterportは水平プラットフォーム戦略を目指しており、撮影用の様々なカメラに対応したプラットフォームです。
360°カメラ対応は、マーケット内の初心者レベルのセグメントを対象にしています。

そのようなセグメントはMatterportのプロ用製品ほどの正確性、性能、画質は求めておらず、
Pro 2にお金を注ぎ込むこともありません。

この初心者レベル用のソリューションは、狭い空間を自分でスキャンしたい人に最適です。
自分でスキャンすることを望まないお客様は、プロの手を借りることをお勧めします。

2.Pro 2カメラは、360°カメラと比べてどこが優れているのですか?
○     高解像度(360°カメラの最大15MPに対し、134MP)
○     高階調の明暗
○     誤差1%以内の正確性(360°カメラは4~8%)
○     平面図、印刷可能な2D写真、MatterpakはPro 2でのみ利用可能

3.Matterportは、画像からどのように3D深さデータを生成するのですか?
独自のCortex AI(人工知能)技術により、3D深さセンサーが付いていない2Dカメラから3D深さを概算します。
Cortexは物体、部屋、空間の詳細な特徴を理解します。
CortexはMatterportの3D空間の世界規模のライブラリーからの数十億枚の3D画像によって訓練された機械学習アルゴリズムです。

4.Matterportハードウェアは開発を中止しているのですか?
360°カメラはMatterport Pro 2の3Dカメラソリューションに取って代わりますか?
いいえ。
私たちは引き続き、プロ向けラインのカメラ製品に注力しています。
私たちのプロ向けラインは、初心者向けソリューション(360°カメラ)と
精密なプロ用ライン(ライカBLK360)の間の分野で重要な位置を占めています。
各ラインは、異なるユーザーの異なるニーズに対応しています。
Pro 2は広い空間やプロ用のマーケティングに最適です。
360°カメラは、3Dを使い始めたばかりのDIYユーザーが狭い空間をスキャンするのに適しています。

5.Matterportは、どのように人工知能を使っているのですか?
Matterportのプラットフォームでは、AIを主に次の2つの目的で使用しています。
・2D写真から3Dモデルを生成する
・タスクの自動化
・インスタントギャラリー
・ビデオクリップ(MP4とGIF)
・顔ぼかし機能
・ツアーの開始地点とヒーローイメージ
・部屋の特定

よくあるご質問:製品の使用

1.同じ3Dモデルで、異なるカメラハードウェアデバイスを使うことはできますか?
はい、可能です。
同じ3DモデルでBLK360とMatterportの両方を使うことができるのと同様、360°カメラのスキャンを追加することもできます。
360°カメラ使用時は、適正な位置決めのために少しだけ短い距離からスキャンすることをお勧めします。
Capture内のミニマップは、360°カメラのデータと少し違って見えるかもしれませんが、クラウド処理の段階で修正されます。

2.360°カメラはMatterport ProやPro 2カメラと同じ方法で位置決めするのですか?
全体的なスキャン方法は同じですが、以下のような問題が起きることがあります。

問題

詳細

解決方法

位置決めの失敗

位置決めされていないことを示すエラーダイアログが表示されます。

前のスキャン位置に近付いて再スキャンしてください。できれば前のスキャンを削除し、スキャンを続けてください。詳しくはこちら。

走査密度

戸口、階段、狭い空間での位置決めの問題

短い間隔でたくさんスキャンしてください。

ずれ

位置決めは成功しましたが、Captureアプリはスキャンを誤った位置に設定しました。よく似た部屋同士で起きやすい問題です。

身近にあるものを何でもおいて、各部屋に違いを作って下さい。詳しくはこちら。

ジャンプ位置決め

物件のある場所をスキャンした後に、同じ物件内の離れた場所をスキャンした場合に起きる位置決め問題です。

物件内を線型に動いてスキャンしてください。または、離れた場所をスキャンするのではなく、前のスキャンに重ねて「再スキャン」してください。


3.屋外や、ProまたはPro 2がスキャンできない場所でスキャンできますか?
可能な場合もありますが、性能については保証できかねます。
ご自由に試してみてください。

4.<Camera X>には対応していますか?
現在対応しているカメラは、リコーシータV、リコーシータZ1、Insta360 ONE Xのみです。
OSC 2.1(Open Spherical Camera)APIへの対応についてはカメラメーカーに依存しているので、
私たちのアプリはデバイスに対して写真撮影(また、アプリへのデータ転送)するよう指示を出すことができます。

とはいえ、全てのカメラメーカーが全てのデバイスでこのAPIを実装しているわけではありません。

5.Matterport Captureで360°画像を撮影するため、スマホやDSLRとモーターマウントを接続することはできますか?
いいえ。私どもは、360°カメラのサポートに注力しています。

6.360°カメラを使った場合に、Captureアプリのミニマップが鮮明に見えません。これは正常ですか?
この現象は想定内で、正常です。ミニマップは、クラウド処理が3Dモデルを生成する前の実用的な簡易ビューです。
そのため、360°カメラで合成された深さデータは、Matterport CameraやライカBLK360で収集した深さデータより精密ではありません。

7.トリム位置、窓、鏡にマーキングする際は、どのくらい精密にする必要がありますか?
鏡のマーキングの役割は位置決めの補助と、反射を無視するようアプリに知らせることなので、
精密に行う必要はありません。

窓やトリムのマーキングは、「ドールハウス」ビューや下層の3Dモデルを整理するためのものです。
場所を決めてマーキングする際には、最もよく映っている写真を選びましょう。
トリミングを過剰に行うよりは、少なすぎる方が望ましいです。

よくある問題



クラッシュ:
Captureアプリがハングアップやクラッシュした場合、iPhoneのホームボタンを2度タップしてください。
上方向にスワイプしてCaptureアプリを閉じ、再び始動してください。

デバイスの位置確認:
あなたのiPhoneで縦長画面と横長画面を切り替えることで、
スキャン位置が間違った場所になるかも知れませんが、問題ありません。
再スキャンすれば元通りになります。

強制切断:
BLK360の「強制切断」問題は、まだ解決されていません。
Matterport社はライカジオシステムズと協力して改善に取り組んでいます。

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